注目のマンガ『累 — かさね—』が持つ魅力 に、「演劇」と「マンガ」二方向の目線から迫ります。
「マンガ」の目線からは女子マンガ研究家の小田真琴さんに少女マンガ・女子マンガの 「演劇もの」の系譜を端緒に『累 —かさね—』について書いていただきました。
一方の「演劇」からは小劇場演劇のフィールドで活動されている劇作家・演出家の 黒田圭さん。『ガラスの仮面』をスタート地点にしているものの、その行き先 は「演劇マンガ」を経由して「演劇の伝統と可能性」までつながっています。 どちらのレビューも『累 — かさね—』の魅力に留まらず、マンガや演劇について 新しい発見ができるようなレビューになっています。